更新日:2025年12月19日
※高校生以下無料、全席自由
東松山市民文化センター(0493-24-2011)文林堂本店(0493-22-0108)
比企交響楽団事務局佐藤:0493-35-1001古田:090-6135-8014
比企交響楽団後援:東松山市、東松山市教育委員会、川島町教育委員会、坂戸市教育委員会、滑川町教育委員会、鳩山町教育委員会、吉見町教育委員会、嵐山町教育委員会、ときがわ町教育委員会、小川町教育委員会
〇モーツァルト:歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」K.588序曲〇モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番ハ短調K.491〇冷水 乃栄流:あい本作品は邦楽器(和楽器)と洋楽器の混合アンサンブル作品です。軽やかな春風を感じさせるリズムと、そこに乗って現れるあたたかなメロディが中心となります。伝統を感じさせると同時に、フレッシュなグループが新しさを醸し出します。そして、日本を感じさせる尺八と箏の音色が洋楽器のアンサンブルと手と手を取り合い、新たな旅路を寿ぎます。なお、タイトルには「藍」「愛」「合い」「逢い」・など様々な意味を織り込みました。〇宮林亮至:越天楽の旋律による幻想的ヴァリエーション(日本初演・委属作品) ~箏、尺八、オーケストラのために~この度、「越天楽の旋律による幻想的ヴァリエーション」を作曲させて頂きました宮林亮至です。新作を依頼してくださり、初演して戴けることになりました比企交響楽団の皆皆様に心よりお礼申し上げます。「越天楽」とは雅楽の曲名の一つ。日本で創られた曲、又は中国前漢の皇帝によって創られた曲とか云われ、そのルーツは定かではないようです。前漢と云えば紀元前205~8年の王朝ですから随分昔の話ですよね。「春の弥生の曙に、四方(よも)の山辺を見渡せば、花盛りかも白雲の、かからぬ峰こそなかりけれ」と平安時代に歌詞をつけて歌われたこともあり、その場合は「越天楽今様」と云われます。曲名にある幻想的とは、形式の拘ることのない事由な発想で創られる幻想曲に由来し、幻想的ヴァリエーションとは、自由に変奏された曲という意味合いです。今回は、比企交響楽団の皆さま、和楽器の若いお二人、若き指揮者の高橋さんのお力をお借りし、ご来場の皆様とともに無限の時空へと楽しい音楽の旅ができればなと願っております。
一般:1,000円全席自由、高校生以下無料
〇奥野 楽平成12年大阪府堺市生まれ。11歳で箏、16歳で三絃を始める。13歳からフルートを始め、大阪府立夕陽丘高等学校音楽科で西洋音楽の造詣を深める。平成25年宮城道雄記念コンクール第2位。第7回利根英法記念邦楽コンクール奨励賞。令和5年東京藝術大学音楽学部邦楽科卒業。東京藝術大学在学時に宮城賞、アカンサス音楽賞を受賞。青山音楽財団奨学生に選ばれる。これまでに元東京藝術大学教授矢﨑明子氏、志村智恵子氏に師事。宮城社教師。宮城会、森の会、同声会会員。現在はソロでの演奏活動および、TALON、禮-Rei-のメンバーとしても活動中。
〇石橋 紅童平成12年東京都生まれ、世田谷三曲協会主催の体験教室に参加し、9歳より藤井治童氏に師事。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、令和5年東京藝術大学音楽学部邦楽科卒業。在学中、琴古流を青木鈴慕、竹村皓盟、川瀬庸輔、都山流を野村峰山、藤原道山、各氏に師事。学部在学中、安宅賞、宮田亮平奨学金、同声会賞及びアカンサス音楽賞を受賞。また、宮内庁皇居桃華楽堂にて行われた「令和4年度音楽大学卒業演奏会」に出演。令和7年同大学院音楽研究科邦楽専攻修了。古典作品を中心に、ポップスや現代邦楽にも積極的に取り組み、活躍の幅を広げている。日本三曲協会、世田谷三曲協会、同声会会員。「結の会」同人。
〇高橋 健介埼玉県立大宮光陵高等学校音楽科ピアノ専攻卒業。東京藝術大学学理科を首席で卒業。同大学院音楽研究科音楽学専攻修了。在学中、同声会賞、アカンサス音楽賞、大学院アカンサス音楽賞を受賞。聖徳大学大学院にてモーツァルトのレチタティーヴォ・セッコに関する論文で博士号(音楽)を取得。2013年から2016年にかけてオペラアカデミーinS.アマデウスに在籍し、秋山和慶指揮による公演などを2台ピアノで行う。2014年より兵庫県立芸術文化センターのオペラ公演(佐渡裕指揮)にコレペティトゥアとして携わる。あこがれシリーズでは《リタ》、《ドン・パスクアーレ》、《トスカ》などを指揮。近年は指揮者としての活動を広げており、オーケストラとの共演も行っている。二期会研究所講師、沖縄県立芸術大学非常勤講師。
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